意欲がない1日

天気が悪いせいか、今日はなぜかいつもより疲れてて、気分が上がらず、物事に対する意欲が全く湧かないです。

今はベートーベンの弦楽四重奏 Op. 132を聴きながらこの記事を書いています。

この弦楽四重奏は短調ですが、比較的に前に書いた記事の弦楽四重奏よりは明るいのです。やはりベートーベンの音楽を聴くと慰めになります。

特にその第三楽章は中世の旋法、リディア旋法を使ってて、多少聖歌っぽく聴こえます。

ベートーベンもこの第三楽章を神に対する賛歌として名付けているそうです。

作曲前に彼は重い病を抱えながらも、その病気から奇跡的に回復したそうで、この第三楽章を書いて神に感謝の気持ちを捧げたようです。

ベートーベン像

別にこの曲を聴いて明るくなるわけではないのですが、ベートーベンの弦楽四重奏を聴くとなんとなくその音楽が自分に話しかけられているようにも感じます。

自分はあんまり自分の悩みや重みを他人に分かち合えないので、音楽を通じて自分が言葉にできない思いや感情を他人に初めて伝えられるような気もします。

多分この事は、自分がピアノと音楽を追求している理由のひとつかもしれません。

音楽は自分にとって独特な言語で、自分を開放する媒体です

皆一人一人自分の悩みを抱えて生きていて、自分の人生の中で直面している問題がそう簡単に解決しないケースは結構多いと思います。

人それぞれ大変だと思います。

なので、時にはあんまり頑張りすぎないのも大切だと思います。