一休み 3つの方法
夏休みに入ってから実はあまり休みを取ってなく、むしろ課題を詰みすぎてしまい、ちょっと堪えてます。

自分はやっぱりだらだら過ごすのはあまりなれず、どうしてもスケジュールをしっかり組んで生活しています。
前の記事にも書きましたが、自分は普段最低でも4ー5時間の練習を確保して、その上でドイツ語の勉強や読書をしています。

ただ、前回のレッスンを終えたあと、今週は絶対に休もうと考えました。
せっかくの休みがピアノ練習や勉強に囚われすぎて、逆に精神面が持たないので…
というわけで、この数日間試したこと:
普段が最も時間をかけてやっていたことをやめる
もちろん一番やっていることはピアノで、それをやめてみました。
この数日は練習量を半分以下まで落とし、月曜日はピアノに触れませんでした。
正直、練習しないのは苦痛です。

ピアノに触れることをすでに習慣化したので、ピアノに1日も触れないのは非常に不自然。
ただ、練習しすぎると頭が音楽に対して敏感度が減り、練習の効率も下がることもあります。おそらく脳はその練習を習慣化して、脳に適切な刺激を与えることが減ってしまうのでしょう。
そのため、練習する欲望を抑えながら過ごしてました。
普段やらないことをやる
自分が普段やらないことは仕事以外に人に会うことです。
自分は内向的な性格なので、あんまり人に会うのも好きではありません。
もちろん、どの人に会うかにもよりますが…
できるだけ、外出して大勢の人に会うのは避けたいタイプです。

なので、毎回人に会う人数は、最大自分を含めて二人か三人です。
それ以上の人との会話は苦痛で、疲れます。笑
最近は昔お世話になった大学教授や同僚にあって話したりしています。
それで意外な話など聞けたり、頭を刺激するような楽しみもあります。
あんまり計画しないこと
計画はもうすでに習慣化してしまい、スケジュールを立てないと1日気持ち悪いです。
ただ、今週は人に会う以外、勉強や仕事の予定をほとんど入れてません。

そのため、ボーッとする時間が増え、頭もちょっと休めたかもしれません。
休んでいる時も新しいアイデアなど思い浮かんだりすることもあります。
確かに昔どこかの本で、ボーッとするときは実に重要で、重要なアイデアなど閃く時はほとんど何かに集中して作業しているわけではなく、何にも考えてない時(ボーッとしている時)が最も閃きやすいようです。
このボーッとしているときはデフォルト・モード・ネットワーク(DMN)と言います。
実はDMNの方が何かに集中・意識している状態よりはるかに脳を活性化します。
そのため、作業に集中したあとぼんやりする時間も必要で、それで色々アイデアを生み出すこともあります。

数年前、タモリや山中伸弥教授が司会を務めたNHKの人体と言うスペシャル番組をみたのですが、山中教授が、ご自身の経験を語られていました。
山中教授も以前いくら考えても全くアイデアが出てこない時期があったようです。
ある日、入浴中ボーッとしていたとき、突然ひらめいて大声を出すほどだったそうです。
そのひらめきが、IPS細胞に繋がったそうです。その後、IPS細胞の研究で山中教授はノーベル賞を受賞しました。
もちろん、1日ずっとボーッとして過ごしてもむしろ脳のエネルギーを消耗しすぎて疲れるので、適切に意識的と無意識的の状態を切り替える方がいいでしょう。
以上をやってみた結果、全体的に気持ちの余裕ができて、休んでいた間にいろんなアイデアが思い浮かぶこともありました。
もう充分に休みました。来週からピアノレッスンの準備を全力でやっていきたいと思います。